18年前、医療リンパドレナージセラピストの初級・中級を取得してケアを実践できる準備ができた。
しかし、経験値がなく、手探りでのケア実践をするには不安いっぱい。
相談したくても、同じような資格者が周りになく、毎日毎日、模索の日々。
これって「むくみ」かな?と、手足の皮膚を触りまくって、手の平で感覚を自分に覚えこませるような感じであった。
当時は不安と緊張で、手の平の力が入って、浮腫の感覚を捉えることは難しく…
とにかく、しつこいこらい触っていった。
施術しながら、浮腫がどう変化していくかも、頼りは手の平の感覚だけ。
施術と神経を集中させるため、夕方には低血糖になり、夕方には体重が2㎏程減っていた。
当時を懐かしく思い出せる。
当時、資格者が県内に少なかったため、情報を聞いた患者様が徐々に集まってきて、気が付けば約50人程集まっていた。
患者さんの中には、浮腫発症して10年以上経過している方も中にはおり、そのような方々は、どこでも対応してもらえなかった医療不信が強く、辛いお気持ちをたくさん聞かせていただいた。
この足や手で、長い期間過ごされた苦痛を感じられたし、浮腫を隠しながら生活していることが、どんなにつらいことか、話す前から感じ取れてた。
そのような、お気持ちを話して下さるたびに、私は、この気持ちを無駄にできないと感じて、自分を強くつき動かす原動力となった。
今の私があるのも、出会う患者さんの存在であり感謝でしかない。
ありがとう、出逢ってくれた患者さん💓
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