
サロンのご案内
令和4年7月に宮崎市でむくみ専門のサロンを開業しました。
宮崎のリンパ浮腫患者様に関わる中で、県内でリンパ浮腫ケアを十分に受けられていない実情を知り衝撃を受け、18年前に専門資格を取得してケアに関わっております。
浮腫で悩みを抱える患者様の心に個別に寄り添えるように、個室でゆっくりと関わらせていただきます。
患者様が不安が少しでもなくなるように関わらせていただきます。
そして、浮腫が重症化する方が少しでも減ることを願い、1人でも多くの方に関わらせていただきたいと思っております。
県内で医療者のリンパ浮腫の専門資格を持つサロン開業は初ですが、患者様にあった適切な
ケアや弾性着衣を提供させていただきたいと考えております。

サロンの様子

サロンの内観
個室で、
ゆっくりとお話を伺い、その方にあった
ケア方法をご提供させていただきます

サロン入口
マンションの1室で
行っております
駐車場は敷地外に1台
ご準備しております
<サロンでの様子>
しっかり時間をとり、お客様のお話を
伺って、安全なケアを提供いたします

<施術の様子>
リクライニングチェアーでリラックスした
状態で施術を受けていただきます

プロフィール
髙野順子 (たかの じゅんこ)

看護師をしている中で、
約20年前にリンパ浮腫の患者様に出会ったことがきっかけで、
宮崎でリンパ浮腫ケアを受けていただける環境を作りたいと、
18年前に資格取得をしました
2005年 医療リンパドレナージセラピスト(初級・中級)
2007年 医療リンパドレナージセラピスト(上級)
2014年 リンパ浮腫療法士
2018年 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
緩和ケア・乳腺科・婦人科・泌尿器科のリンパ浮腫の方だけでなく、
消化器科・ 循環器科・皮膚科等、
リンパ浮腫以外のケアにも携わってきました。
最近では一般のむくみのお客様も増えています
リンパ浮腫(その他のむくみ)の患者様が、その方らしく輝ける人生を過ごしていただきたいと思い関わらせていただいております。
リンパ浮腫の患者様が一人で悩まず、リンパ浮腫に上手に向き合う事ができ、今までの生活が維持できるよう支援できたらと思っております。
【リンパ浮腫について】
浮腫発症前
リンパ浮腫が発症する可能性があると言わ れましが、いつでるか不安です。
今、浮腫はないの?
どんなことに気をつければいいのか?
→リンパ浮腫の基礎知識の説明もします
サロンで対面もしくは、オンラインでも可能です。
浮腫が気になる方は、実際にメジャーで計測をして確認もします。
そのうえで、日常生活で気をつけることや、今の生活で気を付けること等を
一緒に考えていきます
浮腫が発症した時期 (初期)
※この時期にケアをすることが重要です!
リンパ浮腫が始まった時は、
腕の場合には、二の腕の内側や脇の後ろから始まります。
足の場合には、下腹部や陰部・ふとももの内側にでてきます。
この段階で、ケアを始めれば改善しやすいです。
手や足の甲まできてからでは遅いのです。
※早期発見・早期治療は重要なのです
リンパ浮腫に気付いたら、その時からセルフケアを始めてください。
セルフケアの方法を習っていない方は、是非覚えておくと
ご自身でもケアができるようになりますので安心できます。
※サロンでは、リンパ浮腫の基礎知識やセルフケアの方法の説明だけも行っております。手術などをされて、リンパ浮腫について聞いたことがない方で知りたい方は、お気軽にご連絡下さい(オンラインでも対応しております)


リンパ浮腫とは?
リンパ浮腫は、婦人科癌・乳がん・泌尿器科がんの手術後や放射線治療後に発症しやすいものです。
それ以外にも、癌の再発や原発性のリンパ浮腫もあります。
浮腫はリンパ浮腫以外の要因でおこるものも多々あります。
リンパ浮腫は、完治することは難しいのです。
そのため、浮腫が発症した早期からケアすることで、
重症化することを防ぎたいと思っております。
リンパ浮腫発症しても、辛い症状がないため、
ケアをしていない方もいらっしゃいますが、
悪化してから、専門家に相談しても改善できることは難しいのです。
リンパ浮腫の知識を知って、浮腫の発症初期部位をよく観察して、
それに気づいたら、すぐにケアを始めることで、
それ以上の悪化を防げるのです。
そして、今までの生活(仕事や趣味)を
続けられるように支援させていきたいと思っております。


ケアについて
複合的治療(保存的)を主に行います
外科治療もありますが、県外で受けられております
①スキンケア
むくんだところの皮膚は乾燥しやすく、
傷つくと炎症を起こしやすくなります。
そのため、保湿は重要です。
保湿剤の選び方や塗り方・量等を具体的に
説明させていただきます。
②用手的リンパドレナージ
手や足に溜まったリンパ液を、
健康なリンパ管を通して、
身体の深いところにあるリンパ管を介して
鎖骨の下にある静脈角というところに
送り込むためのものです。
③圧迫療法(弾性着衣=ストッキング)
圧迫をかけることで、リンパ液の逆流を防ぎ、
細胞の隙間に水分やたんぱく質が
たまらないようにするためのものです。
弾性着衣(ストッキングやスリーブ等)や
弾性包帯があります。
むくんだ部位にリンパ液が溜まらないように
圧迫します。
圧迫療法をして運動をすると、
さらにリンパ液の流れがよくなります。
※普段の服のサイズと全くことなるため、
経験豊富な専門スタッフに製品を選んでもらうことをお勧めします。
また、着用方法をしっかり理解することで、
気持ちよく着用することができます。
④運動療法
筋肉運動をすることで
リンパ管の流れがよくなります。
圧迫療法をして運動を行うことで
更にリンパ液の流れがよくなります
⑤日常生活の注意事項
リンパ浮腫を悪化させない為に
注意した方がいことを具体的に説明します。
普段の生活・仕事・趣味等で、
不安なことに対して、
どう対処していけばいいか一緒に考えていきます。

一般の方のメニュー


ケアの流れ
リンパ浮腫患者様の場合
1.サロンに問い合わせ
どのようにケアを進めてけばいいか、ご案内をします
2.主治医を受診
主治医に「リンパ浮腫が発症しているか?」「ケアは何が必要か?」を診てもらい、ケアの必要性を判断してもらってください
3.リンパ浮腫発症している方は、下記内容の書類を主治医に記載してもらって下さい
①病歴等が書かれた紹介状
②当サロン用の「ケア指示書」
③リンパ節郭清術を行っている方は、「弾性着衣等装着指示書」
4.サロンの予約の連絡を下さい(※完全予約制)
その際に、上記の書類3枚を持参してくださいリンパ節郭清術をしていない方は2枚(①・②)
4.むくみの評価・ケア検討
サロンに来店時に、現在の症状等をお伺いしながら具体的なケア方法を考えます。
実際にむくみの計測をして状態をみていきます。
圧迫治療の指示がある場合には、弾性着衣を試着していただき、ご自身にあったものを購入していただいます。
不安な方は後日でも可能です。患者様が同意されてから購入していただきます。
お客様の声
髙野さんのお人柄に安心して何でもお話できました。また、足のむくみがなくなっただけでなく、生活面の変化も現れました。
例えば、夕方の精神的疲労が劇的によくなったり、朝もすっきり起きれるようになりました。忙しさばかり目を向けていましたが、通わせていただき、自分のからだにも目を向ける大切さを教えてもらいました。
一般女性の足のむくみ
弾性着衣は自分に合ったサイズのものを使用しないといけないことを教えていただき実感しております。
毎日履いておりますが、履いていると足が軽くて、痛みもむくみを感じなくなり嬉しいかぎりです。
「サロン」に自分から出かけていくことは、まずなかったと思いますが、病院の先生の一言があり勇気を出してサロン迄でかけていけたことがよかったです。
下肢静脈瘤の女性
リンパドレナージを施術してもらったおかげで腕が細くなり肩凝りも解消されて嬉しかったです。
スリーブも自分のサイズにぴったりのものを着用すると全然、腕の軽さが違うことを改めて実感できました。
これからは、リンパ浮腫で不安なことがあったら、すぐに相談できる場所ができたので、リンパ浮腫とうまく付き合っていけそうです。
乳がん術後の女性
